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日本の妊産婦を救うために2015

日本の妊産婦を救うために2015

※2020年春頃 改定予定あり

企画:石渡 勇 池田智明
監修:日本産婦人科医会医療安全委員会 厚生労働科学研究費補助金(地域医療基盤開発推進研究事業)池田班
編集:関沢明彦 長谷川潤一

判型 A4
頁数 322
発行 2015年4月

ISBN 978-4-88563-251-8

定価:6,050円(税込)在庫有り
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目次

目次
巻頭言

総 論
 妊産婦死亡の定義
 日本の妊産婦死亡率の変遷と社会環境の変化
 日本産婦人科医会の妊産婦死亡報告事業の現状
 厚生労働省科学研究「妊産婦死亡班」の取り組み
 妊産婦死亡146事例の症例検討からみた妊産婦死亡の現状
 2000年の日本の妊産婦死亡の状況
 英国における妊産婦死亡分析からの提言2014

A. 基本編
 麻酔が関連する妊産婦死亡
 妊産婦死亡発生時の日本産婦人科医会への届け出と病理解剖
 産科危機的出血が起こった場合の摘出子宮と胎盤の病理検査
 羊水塞栓症の血清検査と子宮病理検査
 循環器疾患合併例の病理所見
 司法解剖について
 バイタルサインと異常の早期発見
 妊産婦急変時の初期対応

B. 治療編
 産科危機的出血の対応ガイドラインに沿った輸血法
 後産期出血における初期治療
 後産期出血における手術療法
 後産期出血におけるカテーテル治療
 死戦期帝王切開

C. システム編
 内科,外科などの診療科と情報共有
 救急医との連携と日頃のシミュレーション
 搬送時のスムースな情報伝達と初期治療
 周産期医療に麻酔科医が積極的にかかわれるような環境整備
 緊急の輸血システム

D. 各論
直接産科的死亡
 羊水塞栓症―心肺虚脱型羊水塞栓症,DIC先行型羊水塞栓症
 肺血栓塞栓症
 妊娠高血圧症候群,HELLP症候群,子癇
 前置胎盤
 癒着胎盤
 胎盤早期剝離
 子宮破裂・産道裂傷
 弛緩出血
 子宮内反症
 心血管系合併症
間接産科的死亡
 大動脈解離
 周産期心筋症
 致死性不整脈
 先天性心疾患
 脳出血
 脳梗塞
 劇症型A群溶血性連鎖球菌(GAS)感染症
 うつ病
 悪性疾患

E. まとめ
 日本の妊産婦死亡を減らすためのこれまでの提言
 Saving mothers lives 2015:4年間を振り返っての提言

略語一覧
索引