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CKD診療ガイド2009

CKD診療ガイド2009

編集 日本腎臓学会

判型 A4  
頁数 130
発行 2009年03月

ISBN 978-4-88563-185-6

定価:1,320円(税込)在庫無
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今や,国民の 500 人に 1 人が透析を受け,透析にかかる医療費が年間 1 兆円を超える時代を迎えている。慢性腎臓病に対する国民的キャンペーンや腎疾患の非専門医に対する啓発活動を進めること,腎臓専門医と非専門医との慢性腎臓病連携診療システムを確立することが今強く求められている。
本書は,慢性腎臓病対策を進めるために,慢性腎臓病をどのように早期に発見するか,発見された慢性腎臓病を腎臓専門医と非専門医がどのように連携して診療していくのかの指針を示したもので,すべての慢性腎臓病患者がベストの治療を受けられるようにするために,慢性腎臓病診療に関わるすべての医師が何をなすべきかについて,腎臓専門医サイドからの提言である。

目次

I.CKD の考え方
1.CKD の重要性
2.CKD の定義,ステージ分類
3.CKD ハイリスク群とは
4.透析導入原疾患
5.CKD の臨床経過
6.検尿の意義
7.CKD と CVD:心腎連関
8.CKD と生活習慣病

II.CKD の診断
9.腎機能・尿所見の評価法
10.CKD の診断の進め方
11.小児 CKD の診断
12.成人 CKD の診断
13.高齢者 CKD の診断

III.CKD のフォローアップ
14.CKD 患者を専門医に紹介するタイミング 
15.CKD のフォローアップ

IV.CKD の治療
16.CKD の治療総論
17.生活指導・食事指導
18.降圧療法
19.糖尿病患者における注意
20.脂質管理における注意
21.貧血管理における注意
22.骨ミネラル代謝異常における注意
23.高 K 血症,代謝性アシドーシスにおける注意
24.尿毒症毒素に対する注意
25.CKD における薬物治療の注意

付表:腎機能低下時の薬剤投与量