腎移植の医療経済
腎移植の医療経済
監修 岸本 武利(大阪市立大学泌尿器病態学教授)
編集 瀬岡吉彦(大阪経済大学経済学部教授)
仲谷達也(大阪市立大学泌尿器病態学助教授)
執筆 岸本武利(大阪市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学教授)
仲谷達也(大阪市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学助教授)
武本佳昭(大阪市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学講師)
中原宣子(トキワタツミクリニック)
中村肇(大阪市立大学大学院医学研究科医学情報・医療経済研究 室助教授)
土屋貴志(大阪市立大学文学部)
瀬岡吉彦(大阪経済大学教授)
滋野由紀子(大阪市立大学経済学部)
大日康史(大阪社会経済研究所)
判型 A5
頁数 170
発行 2001年06月
ISBN 4-88563-132-7
定価:3,850円(税込)在庫無
わが国の慢性透析患者数は,毎年 1 万人弱のペースで増加している。患者数を減少させる策として,一つは糖尿病,高血圧症,高脂血症などの生活習慣病の進展防止であり,もう一つとして腎移植を推進することである。
本書は,慢性透析患者数の増加という,わが国の状況を踏まえて医学・経済学の専門分野で活躍する研究者が協力して,臓器移植の経験から,腎移植にかかる医療費,移植後の経済活動等インタビュー調査も含めて経済学的手法を用いることを試みたもので,今後の腎提供の増加を図る際にも大いに参考になると考えられる。