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アクセス作製の基本

アクセス作製の基本

初心者が安全・確実につくるために

監修 大平 整爾(札幌北クリニック院長)
著者 中本 雅彦(田川市立病院副院長)

判型 B5  
頁数 104 
発行 2010年06月

ISBN 978-4-88563-197-9

定価:2,750円(税込)在庫僅少
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目次

目次
Ⅰ 新規のバスキュラーアクセス(内シャント)  9
1.アクセスを透析専門医が作製する意義と問題点   11
1)糖尿病患者の増加   11
2)高齢者の増加   11
3)長期血液透析患者の増加   11
4)わが国のアクセス術者の現況   12
5)バスキュラーアクセスを作製するにあたっての医師の基本姿勢   13
2.手術器具とその使用法   14
1)モスキート鉗子   14
2)持針器   17
3)血管用鑷子   18
4)剪刀   20
3.皮膚切開のコツ   21
4.静脈剝離のコツ   23
5.動脈剝離のコツ   24
6.血管壁切開のコツ   25
7.血管吻合のコツ   26
8.血流再開のためブルドック鉗子をはずした後のコツ   29
9.皮膚縫合のコツ   30
10.抗凝固薬や抗血小板薬の使用患者の手術   31
11.初回穿刺のコツ   34
12.糖尿病患者のバスキュラーアクセス   35
13.バスキュラーアクセスの皮膚消毒   37
1)消毒力   37
2)消毒持続時間   38
14.穿刺時のスタッフの注意事項   39
15.穿刺針   42

Ⅱ 動脈の表在化   47
1.作製部位   47
2.動脈の剝離   48
3.皮下組織の処置   49
4.動脈の固定   50
5.皮膚縫合部と表在化動脈の位置関係   50
6.穿刺   51
7.動脈表在化の成績   51

Ⅲ 短期留置カテーテル挿入術   55
1.大腿静脈留置術   55
1)大腿静脈穿刺   55
2)ガイドワイヤー挿入   58
3)ダイレーター挿入   58
4)カテーテル挿入時の感染   60
5)カテーテルの操作とカテーテル関連感染症   60
6)カテーテル関連菌血症   62
2.外頸静脈留置術   62
1)穿刺   62
2)ガイドワイヤー挿入   64
3)オブチュレーターとカテーテルの挿入   65
4)安全性の検討   65
3.大腿静脈の直接穿刺法   66
1)消毒法と大腿静脈の穿刺位置   66
2)穿刺針   66
3)操作   66

Ⅳ 新規ペリトネアルアクセス   67
1.腹膜透析の禁忌   69
1)腹膜癒着症例   69
2)腹部手術症例   70
3)憩室炎既往症例   70
4)人工肛門症例   71
2.手術器具   72
1)一般的な手術器具   72
2)PDカテーテル挿入のための特有な手術器具   72
3.PDカテーテルの留置の実際   74
1)誰が挿入するか?   74
2)麻酔はどうするか?   75
3)術者と助手の立つ位置は?   75
4)皮膚切開は?   76
5)腹膜に達するまでの注意点は?   77
6)腹直筋の剝離は?   79
7)腹膜切開の安全な方法は?   80
8)タバコ縫合のやり方は?   82
9)安全なPDカテーテル挿入法は?   83
10)深部カフ(deep cuff)と腹膜縫合は?   84
11)タバコ縫合の結紮は?   85
12)腹直筋鞘前葉の縫合は?   86
13)皮下トンネルの作製法は?   86
14)通常の出口部作製法は?   88
15)SMAP法におけるカテーテルの処置は?   89
16)SMAP法における出口部作製術は?   92
17)アダプターやトランスファーセットの取り付け方は?   93
18)術後の処置と検査は?   95

文献   96
索引   98