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バスキュラーアクセスの治療と管理―未来に向けて―

バスキュラーアクセスの治療と管理―未来に向けて―

監修・編集 大平整爾 札幌北クリニック

判型 B5  
頁数 144 
発行 2011年11月

ISBN 978-4-88563-205-1

定価:2,860円(税込)在庫僅少
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目次

目次
1 血液透析用バスキュラーアクセス(VA)の歴史的変遷と将来への課題
 1 「外シャント」以前のVA
 2 「外シャント」の登場
 3 外シャントの合併症
 4 内シャント(皮下動静脈瘻)の登場
 5 内シャント(AVF)の問題点
 6 人工血管使用内シャントの登場
 7 動脈表在化法
 8 血管内留置カテーテル法
 9 VAの修復法の外科的手技から血管内操作への移行
 10 動脈および静脈の状態評価法
 11 VAの将来への課題
2 VAに関する合併症
 1 VAの合併症とその実態
 2 VA合併症の診断と臨床症状
 3 VAの治療方針
 4 VA管理と早期対応
 5 これからのインターベンション治療の問題点
 6 VA不全対策とその展望
3 保存期,導入期のVAの作製と管理
 1 VAの作製時期
 2 VA作製の術前準備
 3 VAの作製
 4 術後の管理
4 VA狭窄・閉塞に対するインターベンション治療
 1 VAIVTの適応
 2 狭窄病変の好発部位
 3 狭窄病変に対する標準的VAIVT
 4 閉塞病変に対するVAIVT
 5 VAIVTの問題点
 6 近未来に向けての取り組み
5 バスキュラーアクセス狭窄・閉塞に対する外科的治療
 1 SRの方法
 2 SR部位
 3 実際の方法
 4 その他特殊な再建
 5 VAトラブルの医療経済的な問題
 6 VAIVTとSRの開存率
 7 感染を伴う場合
6 シャント感染に対する治療と管理
 1 シャント感染の予防
 2 内シャント感染
 3 人工血管シャント感染
7 過剰血流に対する治療と管理
 1 過剰血流とは
 2 過剰血流の症状
 3 過剰血流と心機能
 4 過剰血流に対する治療
8 日常管理の必要性
 1 透析室におけるVA機能のモニタリングの方針
 2 透析室におけるVA機能のモニタリングの実際
 3 VAサーベイランスとしての血流量の測定
 4 AVF・AVGのサーベイランスとしての超音波検査
 5 メタアナリシスの報告
9 エコーを用いたVA管理
 1 VA機能検査における超音波検査の位置づけ
 2 超音波機能評価法の種類と実際
 3 超音波機能検査法の臨床的意義
 4 超音波による機能評価の問題点と今後の展望
10 スコアリングシートを用いたVA管理
 1 S. T. Sの各項目
11 クリアランスギャップを用いたVA管理
 1 透析量(Kt/V)の質的管理法「CL-Gap法」の理論
 2 クリアランスギャップの臨床的有用性
 3 クリアランスギャップに影響を与える因子
 4 算出されたクリアランスギャップ値の解釈
12 HD02を用いたVA管理
 1 内シャント評価の考え方
 2 HD02の概要と測定原理
 3 HD02の特長と位置づけ
 4 HD02の活用例を考える
 5 当院でのモニタリング結果
 6 HD02を活用した他施設の報告
 7 よりよい透析を目指して―HD02の活用
13 欧米におけるHD02を用いたVA管理
 1 Flow-QC®:血液透析AVアクセスケアのベストプラクティス
 2 原理:超音波希釈技術
 3 測定法
 4 欧米におけるTransonic®血液透析モニタの使用およびTransonic測定の臨床使用
14 よりよいVAを維持していくために
 1 よいVAの定義
 2 適切なVAの選択と設置手技
 3 多様な職種の関わり
 4 VAに関するエビデンスの構築
 5 災害対策
15 透析の質を上げるためのモニターとは
 1 至適透析量の基本
 2 至適透析量へ血流量の影響
 3 血液流量(QB)に関与するVAの因子
 4 サンプリング部位による透析効率の差異
 5 VA管理
 6 超音波エコー(US)を用いた定量的なVA管理法
 7 適切なVA流量とは