■序説 ESDが変えた内視鏡医療─ESD開発前夜から今後の展望まで
【総論】
■ESDのセデーションとモニタリング
■切除標本の取り扱いと正しい病理依頼法
■ESDのリスクマネージメント
【各論】
食 道
コラム 中・下咽頭癌に対する治療の試み
コラム 下咽頭癌に対するESD・ELPS
■食道ESDの適応と実施の判断
■ESDを前提とした食道病変の術前診断
■食道病変に対するスタンダードなアプローチ
■代表的な食道ESD後狭窄の予防法
■狭窄をきたした場合のマネージメント
胃
■胃ESDの適応と実施の判断
コラム 胃―こんな場合はESDはしない
■ESDを前提とした胃病変の術前診断
■胃病変に対するスタンダードなアプローチ
コラム マルチベンディングスコープの特徴と有用性
■胃ESD後の2nd-lookは必要か?
コラム 胃病変に対する全層切除のアプローチ
十二指腸
■十二指腸非乳頭部表在型腫瘍に対する治療の動向
コラム 十二指腸病変に対する内視鏡治療の現状と問題点
大 腸
■大腸ESDの適応と実際の判断
■大腸病変に対するスタンダードなアプローチ
■大腸ESD手技的困難例の対処法
ESD処置具をマスターする
■ITナイフ・ファミリーの特徴と効果的な使い方
■Hook knifeの特徴と効果的な使い方
■デュアルナイフの特徴と効果的な使い方
■フラッシュナイフの特徴と効果的な使い方
■スプラッシュニードルの特徴と効果的な使い方
■ムコゼクトームの特徴と効果的な使い方
■SAFEKnifeの特徴とその使い方
■SBナイフの特徴と効果的な使い方
■Jet Bナイフの特徴と効果的な使い方
■ClutchCutterの特徴と効果的な使い方
コラム 新たな局注剤開発の潮流
視野確保とトラクションの工夫
■各種先端フードの特徴と選び方
コラム ESD困難例における用手圧迫と体位変換による胃の視野確保の実際
コラム CO2送気の導入
■大腸ESD, トンネル法からポケット法への進化
■クリップフラップ法のメリットと手技の実際
■糸付きクリップの作製方法
■エンドリフター®の特徴と効果的な使い方
■バンドを用いたトラクションの工夫
コラム 新たなトレーニングシステムの動向 (動物モデル,トレーニングボックス)
コラム 海外ESDトレーニング事情
知っておきたいその他の処置具や周辺機器の特徴
■代表的な高周波発生装置の特徴と使い方
■高周波止血処置具の特徴と使い方
■各種クリップの特徴と使い方
知っておきたい偶発症とそのマネージメント
■出血の予防と出血時のマネージメント
■ESDにおける穿孔の予防と穿孔時のマネージメント
コラム ポリグリコール酸シート(ネオベール®)とフィブリン接着剤を用いた狭窄・穿孔予防や穿孔の処置―内視鏡的被覆法の有用性
■稀であるが知っておきたい重篤な偶発症